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キャンプしてきた。

この土日、とある山の中で
少し気が早いキャンプをしてきた。
キャンプといっても仲のいい友だちと行ったのではなく、あるボランティア団体の活動だ。

この団体には去年の12月からお世話になっている。
ランニングサークル時代の友人がこの団体の活動に携わっていて、
その彼が誘ってくれた。
この頃の僕は研究室に行けなくなってから少し時が経ち、
「何かしなければ」と焦っていた。
この団体の主な活動は
「キャンプを通して子供たちと衣食住を共にする」
ことだ。
キャンプ経験は無いに等しかったが、
別世界の人と関わることで自分の中の何かが変わればと、
藁にもすがる思いで参加を決めた。

今回の活動は春に行う本番のキャンプ(実際に子供たちが参加する)
に向けた、ボランティアスタッフのトレーニングのためのものだった。
ナタで薪を割り、かまどに火を起こし、大きな鍋でご飯を炊いた。
青空のもと澄んだ空気のなかで食べるご飯はとてもおいしかった。

スタッフは年下の大学生から年上の社会人まで幅広かったが、
大学生が社会人に自然なタメ口で話していて、すごくいい雰囲気だった。
皆が分け隔てなくキャンプを楽しんでいた。
ただそれをどこか遠くから眺めてしまっている自分が少し悲しかったが、居心地はすごくよかった。
「フルーツバスケット」なんてやったのはいつぶりだろう。
たぶん小学生以来だけど、とにかくすごく楽しかった。

大人になっても人間は人間であり、「生きもの」であることには変わりなく、楽しいことがないとおかしくなるよな、たまには楽しい思いをしないとダメだよな、と実感した。
少なくとも、自分には「辛くても頑張らなきゃいけない場所」のほかに、「何も考えずに楽しめる場所」が必要だと身をもって感じた。

この団体で僕は、
「自分は何を得るか、それが今後自分にどう役に立つか」ということは一切考えず、
純粋にキャンプを、子供たちと触れ合うことを
まずは楽しみたいと思う。

by 3kami_p | 2018-02-27 15:14 | キャンプ

翻訳に関するいろいろ。


by Taka
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